健康な生活を続けていくには、しっかりと食事を摂り、食べ物に含まれている様々な栄養素を体内に取り入れていく必要があります。そのための重要な働きを担っているのが消化器です。消化器内科は、食べ物を口に入れてから排泄されるまでの器官に生じた病気を主な対象としています。
食事に含まれる栄養分は、そのままの形で体内に吸収されるわけではありません。よく噛み砕かれた食物が、胃や十二指腸で消化吸収されやすい形に分解されることにより、必要な栄養素を体内に取り込むことができるのです。さらに、残りかすは腸内細菌の働きで分解され、便として体外に排泄されます。
消化器の疾患にかかると、栄養素を上手く消化・吸収することができなくなり、様々な不都合が生じます。病気が重くなると、生命の維持さえ危うくなります。下記のような症状が見られたときは、消化器に何らかの支障を来たしている可能性がありますので、お早めに消化器内科を受診するようにしてください。
逆流性食道炎、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、便秘症、下痢症、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸憩室炎、脂肪肝、肝炎、胆石症、膵炎、食道がん、胃がん、大腸がん など
胃カメラは、小さなカメラによって食道・胃の粘膜などを調べることができる検査機器です。この検査は非常に多く行われており、ポリープやがん、炎症などが分かります。定期的に検査を受けておくことで、万が一胃がんになっていても早期発見の確率が飛躍的に高まります。とくに、萎縮性胃炎やピロリ菌感染のある方には定期的な胃カメラ検査をお勧めしております。なお、胃カメラの詳細については、こちらをご覧ください。
大腸カメラは、肛門から内視鏡を挿入し、大腸の内部に異変が生じていないかを調べる検査です。これにより、大腸ポリープ、大腸がん、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸憩室炎、虚血性腸炎などを発見することができます。なお、大腸カメラの詳細については、こちらをご覧ください。
当院では、胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同日に行うこともできます。別々に検査する場合よりも患者様の負担が軽くて済みます。ただし、患者様によっては同日に行えないケースもあります。詳しい内容は、当院を受診された際に、直接ご説明させていただきます。
当院では、大腸ポリープ除去の日帰り手術にも対応しております。ポリープのサイズ、形状、部位などを見極め、切除可能なポリープであると判断できたときは、日帰りでも十分安全に手術いたします。ただし、悪性腫瘍が疑われるポリープ、粘膜の深層まで入り込んでいるもの、大きなポリープなどは専門機関での治療が必要となりますので、専門病院を紹介いたします。
腹部エコーは、お腹の部分に超音波を当て、そのエコーをとらえ、コンピュータによる解析で画像化することにより、様々な臓器に異常がないかどうか調べていく検査です。具体的には、肝臓、胆嚢、膵臟、腎臟、脾臟、消化管、前立腺、膀胱などを対象として、腫瘍や結石、炎症の有無を確認します。X線検査やCT検査と異なり、放射線の被曝も心配なく受けることができます。身体への負担が少ない検査であることから、経過観察などの繰り返しの検査にも適しています。